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Orca
世界大会完走を目指して
Orcaは世界大会完走を果たすために製作されたソーラーカーです。
大会のレギュレーションに沿った設計、製作を意識しながら、学生主体で車を作り上げました。
そして2023年10月、Bridgestone World Solar Challengeに出場し、オーストラリアの広大な地を駆け抜けました。
完走を果たすことはできませんでしたが、今回の大会、また車体製作を通じて生じた課題等をもとに、次回大会でより良い結果を残すために活動していきます。
スペック
長さ:4.95m
幅:1.3m
高さ:約1.2m
重さ:約170kg
ソーラーパネル
ソーラーカーレース専用の軽量で高効率なパネルです。
面積:4㎡
発電効率:24.3%
バッテリー
大会使用経験もあるリチウムポリマー電池を使用しています。
Orcaの特徴
①強い衝撃にも耐えるフレーム
世界大会に出場するソーラーカーには、悪環境にも耐えうる強度の高いフレーム部分の製作が求められます。実物を製作する前にソフト上で何度も強度解析を行い、現在のフレームが完成しました。
②直進重視、実現可能な足回り設計
世界大会で走行する道はまっすぐな道がほとんどです。そのため、前車体よりも直進することを重視した足回りの設計を行いました。また、部品はクリエの工作機械を使用して学生の手で作ることができるような設計を心掛けました。
③空気抵抗の削減を実現したカウル設計
なるべく速く、負荷なく走行するため、全面投影面積を減少し、翼型形状のカウル設計を行うことで、空気抵抗の少ないカウルを実現しました。設計の際は、フレーム設計と同様、 何度も流体解析と結果評価を繰り返しました。
④ソーラーパネルの配置
大会ではパネルの発電量がレースの勝敗を左右します。そのため、影のかかる面積が少なくなるようなパネルの配置を行いました。また前車体よりも多くのソーラーパネルを使用しています。
Orca製作過程はGALLERYから→
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