RACES
速いだけでは勝てない世界
ほとんどのソーラーカーレースは耐久レースです。時間内でより長い距離を走行したチームが勝利します。
求められることはただ一つ。
「いかに限られたエネルギーを効率よく活用して走り切るか。」
そのために、マシンの抵抗を極限まで抑え、ドライバーは技術を磨き、レース当日は、メンバー総出でデータ分析に努めます。
マシンの性能は勿論のこと、様々な技術力がぶつかり合う。
それがソーラーカーレースです。
過去に出場したレース
ソーラーカーレース鈴鹿
毎年8月に鈴鹿サーキットで行われていた国際自動車連盟(FIA)公認の国内最高峰のソーラーカーレースです。
本大会はソーラーパネルの出力や搭載するバッテリーの種類、車両規格などによって
4時間耐久レースと5時間耐久レースに分かれます。
■5 時間耐久レース
オリンピア(OLYMPIA)クラス
FIA(国際自動車連盟)の代替エネルギー車両規則に定められた国際規格=オリンピアクラス準拠のクラス。
ソーラーパネル出力の制限はない。
ドリーム(DREAM)クラス
鉛以外のバッテリーの使用も認められるほか、ソーラーパネル出力も最低 480W で上限がない。
チャレンジ(CHALLENGE)クラス
ソーラーパネル出力が 480W を以上 800W 以下のクラス。バッテリーは鉛のみ使用可。
■4 時間耐久
エンジョイ(ENJOY)クラス
ソーラーパネル出力が 480W 以下でバッテリーは鉛のみ使用可。
クラスはさらに「ENJOY I」(チームメンバーの 5 名以上が同年 4 月 1 日時点で 18 歳未満かつ高校・
高専在学中)と「ENJOY II」(それ以外)の 2 クラスに分けられる。
2021年大会の集合写真
ソーラーカーレース鈴鹿結果
2016 エンジョイⅡクラス 優勝
2017 エンジョイⅡクラス 準優勝
2018 エンジョイⅡクラス 3位
2019 オリンピアクラス 5位
5時間耐久 総合 9位
2021 オリンピアクラス 5位
5時間耐久 総合 7位
白浜ECO-CAR チャレンジ
2022 努力賞をいただきました
Bridgestone World Solar Challenge
隔年8月にオーストラリアで行われる世界最高峰のソーラーカーレースです。
北のダーウィンから南のアデレードまで3000㎞を1週間かけて走破します。
私たちは2023年大会に出場し、987㎞走行したのちリタイアとなりましたが、プロジェクト史上最長距離を走行することができました。